地震や災害という十字架を背負う日本 | 池津権太.com

地震や災害という十字架を背負う日本

大きな被害をもたらした能登半島地震から1週間が過ぎました。能登半島でこれだけ大きな地震は400年ぶりとのことです。これほど大規模な地震が来るとは誰も予期しなかったでしょう。
 
阪神淡路大震災も、「このへんでは地震起こらないから」と言われていた神戸で発生しました。 エジプトのピラミッドやスフィンクス、ヨーロッパの古代建築が現存しているのは、大昔から現在まで地震がなかったからです。
 
ただ、日本は地震や風水災の被害が多いことで、もののあわれ、無常観、自然への畏怖が発達したとも言えるでしょう。安芸の宮島など、台風が来るたびに被害を受けているようなものです。
 
「天災は忘れた頃にやって来る。」 昔の人はいいこと言いました。備えだけは忘れずにいたいものです。そして、一日も早い復興をお祈りします。